t e n o の 巣
「生死の夢と最期の呪い」 裏話
どうも、tenoと申します。
今回はタイトルの通りですね。裏話です。
このゲームはちょっと長めですね。そこそこ頑張りました。
あ、心置きなくネタバレしますので全END見てない方はUターンをお勧めします。
大丈夫ですか?始めますよ?
はい、では話します。
最初は本当に漠然とした設定でしたね。
「男の子ふたりで脱出」「精神世界」「記憶喪失」
くらいでしょうか。
そこから段々と肉付けしていきました。
私は大体の設定が決まったらエンディングを決めるんですが、当初のHappyEndでは依月君は助かりませんでした。
全てを知って、お互い納得して翔汰君だけ目を覚ます。
そして彼は依月君の分まで生きると決意する、みたいな感じでした。
でもやっぱ物足りないな、と。
私救いのないエンディング大好きなので、そっち方面でもよかったんですが、
今回はいいエンディングにしようと思いあんな感じになりました。
BadとNormalは初期からあんま変わってません。
逃げゲーと謎解き要素は入れようと思ってました。
最初は謎解きらしい謎解きはパスワードだけでした。
欠片のヒントや薬草のヒントができたのは最後の方です。
謎解きって考えるの面白いね。それで迷ってくれるとホントに嬉しい。
あと、このゲームはイベントシーンが多いゲームなのでテストプレイが大変でした。
もう、暗記できるレベルで翔汰君の記憶を見た気がします。
END回収を楽にしようとゴミ箱を置いたのも、自分が大変だったからです。
自分が苦労すると人に優しくなれるんですね。
でも、元々物語を作るのが好きなのでイベントシーンを作るのは楽しかったです。
皆さん、HappyEndは見ていただけましたか?
実はあの管理人の設定ができたのは、「あとHappyEndのイベント作れば完成」
ってくらい最後でした。
当初は管理人が依月君に語りかける演出も、本棚の悲痛な日記もありませんでした。
HappyEndを作る段階で、なんか腑に落ちないな、と。
この世界が何だったのか、化け物を召喚したのは誰だったのかなど、
あまりに多くの謎が残っていました。謎のまま終わるのも一興ですが、
なんか味気ない気がして、そのままの勢いで大きく設定が変わりました。
結果、なんかいい感じになりました。
元々「友情」というものが題材でしたが、管理人の登場によってそれがさらに
強調された気がします。彼には幸せな来世があるといいですね。
こんなところでしょうか。今回は結構裏話っぽくないですか?
ちなみに、逃げゲーのテストをする際には何度か死にました←
文字だけのあまり面白みのない文章でしたが、
ここまで読んで頂きありがとうございます。
もしまだHappyEndを見ていない方がいたらぜひ見てください。
中々いい感じのエンディングになってます。
ではまた。
2019.02.02